九星気学とは? 本命星の出し方と、吉方位の考え方
九星気学とは
九星気学は、生まれた年や月を「一白水星」から「九紫火星」までの九つの星に当てはめ、その人の性質や運気の流れを読み解く日本の占術です。古代中国の思想である五行説や、縦・横・斜めのどこを足しても15になる「魔方陣」をもとにしていて、大正時代に今の形にまとめられたといわれています。
性格を知るだけでなく、「今年はどんな年か」「どの方角に出かけるとよいか」といった、暮らしに役立つ読み方ができるのが特徴です。
九つの星
本命星の出し方
本命星は、生まれた年で決まります。ただし九星気学の一年は、1月1日ではなく立春(毎年2月4日ごろ)から始まります。1月1日から立春の前日までに生まれた人は、前の年の星になります。
計算するときは、生まれた年の西暦の数字をすべて足し、1桁になるまで足し続けます。その数を11から引いた数が本命星です(答えが10以上なら、さらに9を引きます)。
例:1985年生まれ 1+9+8+5=23、2+3=5、11−5=6 → 六白金星
月命星とは
生まれた月で決まる星を月命星といいます。本命星が社会の中で見せる顔だとすると、月命星は、身近な人にだけ見せる素顔や、子どものころからの気質をあらわすとされます。九星気学の月は、毎月6〜8日ごろの「節入り」で切りかわります。
九星盤と、運気の九年周期
九つの星は、毎年、毎月、九つの場所(宮)を順番にめぐっています。その配置図が九星盤です。九星盤は、南を上、北を下にして描くのがならわしです。
自分の星がどの宮に入っているかで、その年や月の運気の流れを読みます。九年でひとめぐりするので、人生は九年周期でめぐると考えます。
| 入る宮 | その年の運気 |
|---|---|
| 坎宮(北) | 静かに力を蓄える年 |
| 坤宮(南西) | 土台をつくる年 |
| 震宮(東) | 新しい一歩を踏み出す年 |
| 巽宮(南東) | ご縁がととのう年 |
| 中宮(中央) | 立ち止まって見つめ直す年 |
| 乾宮(北西) | 充実と責任の年 |
| 兌宮(西) | 実りを味わう年 |
| 艮宮(北東) | 変化を受け入れる年 |
| 離宮(南) | 光が当たる年 |
吉方位と注意方位
自分の星と相性のよい星がいる方位が吉方位です。九星気学では、五行(木・火・土・金・水)がお互いを生み出し合う関係を「相生」といい、相生や同じ五行の星がいる方位を吉方位とします。
反対に、次の方位は注意方位とされ、引っ越しや大きな移動は避けたほうがよいと考えます。
- 五黄殺:五黄土星がいる方位
- 暗剣殺:五黄殺の反対の方位
- 本命殺:自分の本命星がいる方位
- 本命的殺:本命殺の反対の方位
- 歳破:その年の十二支の反対の方位
九星のしおりの計算について
当サイトでは、立春と毎月の節入りを、例年の日付(2月4日、10月8日など)で計算しています。実際の日付は年によって1日前後するため、立春や節入りの前後に生まれた人は、暦で確認するとより確かです。